辞めたて保育士のほかほかブログ

もと保育士が保育の仕事・現場について語ります

家が揺れる・・・

はす向かいにある大きな家に住んでいた老夫婦。

奥様は、毎朝早くから、家のぐるりを丁寧に

掃除されていました。

綺麗で品のある方でした。

 

旦那さんは、滅多に見掛けなかったけど、

奥様にぶすっとした表情で怒りながら

話しているのを何度かみたことがありました。

一月ほど前の日曜日、引っ越されて行かれました。

その前の日まで、奥様は、きちんと家のぐるりを

いつものように掃除されていたので、とても驚きました。

想像でしかありませんが、2人で老人ホームにでも

入いられたのでしょうか。

 

そして一週間ほど前から始まった、取り壊し・・・

私が、このお宅のはす向かいのアパートに

引っ越して来たのは、5年前の夏。

このお宅の庭の白い夾竹桃が、咲き誇っていて、

青空の下、歓迎されているような気がして、

嬉しくなったことを憶えています。

広い庭の木が、次々と切られ、毎年楽しみにしていた

夾竹桃が切られた時は、とてもさみしくなりました。

 

それにしても道を隔てているのに、毎日、アパートが、

揺れる揺れる・・・

常に震度2、3で揺れている感じで、酷いときは、

震度4位に感じる程・・・

テレビが、倒れるのでは?!と心配になります。

工事が、終わってもまだ揺れている気がします。

地盤がおかしなことになっていそうで怖い・・・

 

明日で3・11から5年。

3・11の日、私は、保育士として働いていました。

明日は、その時の話をかこうと思います。